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	星画の言ノ葉	久遠爾

※実際の鑑定文を、ご依頼者のご了承を得た上で掲載しております。
※相談内容および鑑定文とも、個人情報に配慮した形で編集しております。


お名前	北尾順子
性別	女性
生年月日	1972年9月25日
出生時間	11時0分
出生地	東京
血液型	O型

はじめまして。よろしくおねがいします。今年、今後の恋愛運を教えてください。今の状況は、彼氏はいませんというか、今までちゃんと付き合った人はいません。とても、恥ずかしいのですが。銀行員ですが、仕事も最近たのしくなく、なんのために生きているのかわからないような状況です。すてきな出会
いがないかと合コンをしたり、紹介もたくさんうけたのですが、なかなかうまくいきません。よろしくお願
いいたします。


	鑑定依頼ありがとうございます。まずは、あなたのホロスコープについて細かく解説して参ります。【四大エレメント】　まずは、四大エレメント分類から見て参りましょう。四大エレメントとは、十二宮が持つ火地風水の属性のどれが強く現れているかを、太陽、月、そしてその他の惑星の配列から導き出します。　火の属性：4個(月、金星、木星、海王星) 　地の属性：1個(火星) 　風の属性：5個(太陽、水星、土星、天王星、冥王星) 　水の属性：0個　北尾様の分類は上記のようになります。　北尾様の場合、火と風が強く、地と水が弱い配置となっています。この場合、火は直観を示しており、風は知性の働きやバランス感覚を顕します。　一方で不足している地は感覚を示しており、水は感情を示しています。　このことから、北尾様は知性や直観、つまりはフィーリングと言った方面です-------に関しては充分な適性を有しており、何らかの創造的な能力については充分に威力を発揮しますが、一方で、対人関係ではどこか一歩退いた、冷めた関係に居心地の良さを感じ、また地に足がついた、堅実な人生に窮屈さを感じる傾向があるといえます。【十二宮の惑星配列】　それでは次に、各惑星が十二宮のいずれに配されているのかを見ていきましょう。　北尾様の惑星配置は次の通りです。　太陽：天秤宮(天秤座) 　月：白羊宮(牡羊座) 　水星：天秤宮(天秤座) 　金星：獅子宮(獅子座) 　火星：処女宮(乙女座) 　木星：人馬宮(射手座) 　土星：双児宮(双子座) 　天王星：天秤宮(天秤座) 　海王星：人馬宮(射手座) 　冥王星：天秤宮(天秤座) 　四大エレメントでも申しましたように、やや偏った配置となっています。特に太陽と水星が天秤座に属していることにより、知性やバランス感覚と言った方面が強化され、また芸術や音楽などに大きな適性を発揮します。　一方で、天秤座は自ら出しゃばることはせず、脇役や支えの役に徹することを象徴する星座であり、火星と乙女座の組み合わせもリーダーシップに向かない配列ですが、金星と獅子座の組み合わせ、月と牡羊座の組み合わせはその逆に、自らがリーダーシップを発揮することを重要視する配列ですので、ここに自己矛盾が生じています。　木星と土星もそれぞれが相反する意味を作り出しています。土星と双子座の組み合わせは、自分に対する自信と否定される事へのおそれを顕します、一方で木星と射手座は楽観主義を表し、不安を抱かない心を顕しており、ここにも矛盾が見てとれます。　北尾様の惑星配列は、全体的に相反する要素で構成されており、自己に葛藤を引き起こしやすい配列といえるでしょう。【十二ハウスの惑星配列】　続いて十二宮ではなく、ハウスにおける惑星配列を見ていきましょう。ハウスとは、十二宮とは別に、地球の自転を元にして、日の出の位置を始まりとして、十二分割した物のことです。　それぞれのハウスに意味があり、そこにどんな惑星が入るかによって、意味が変わります。　北尾様の各惑星の十二ハウスへの配置は下記の通りです。　太陽：第十ハウス　月：第五ハウス　水星：第十ハウス　金星：第九ハウス　火星：第十ハウス　木星：第一ハウス　土星：第七ハウス　天王星：第十ハウス　海王星：第十二ハウス　冥王星：第十ハウス　これを見ると、非常に多くの惑星が第十ハウスに集中しています。第十ハウスは天職や地位のハウスと呼ばれており、社会的な位置付けやポジションを顕すハウスです。　このハウスに属する惑星は太陽、水星、火星、天王星、そして冥王星ですが、これらの惑星はこのハウスにあると、一定の社会的地位を求めるようになります。ですが、天王星が存在することによって独立心が強まり、一般的に組織に属することは苦手な傾向が強まります。しかし、一方で火星はそうした企業との関係を示しますので、何らかの形でたとえば、外注を受けると言った形で企業との関係は切り離せないでしょう。また、どんな仕事でも一定の成果は残せる事も意味します。　また、水星、冥王星の存在は出版やジャーナリズムへの適性を示します。一方で太陽はあなた自身の社会的地位もさることながら、結婚相手などにもそれを求めますので、結婚は遅く、晩婚になることを示します。　第七ハウスの土星もそれを助長します。人間関係を深くすることに煩わしさと、おそれを抱いており、ある程度干渉の少ない関係の方がよい結果をもたらします。　そのため、充分に自信が成熟した中年以降の結婚の方が、幸せをつかめる事を示しています。また、金星、そして海王星の存在が、あなたを一つ所に縛ることを拒み、あちこちを旅することを求めるでしょう。その結果、国際結婚などと言うことも大いにあり得ます。　最後に第五ハウスの月ですが、これは創造性を意味します。人に言われて何かをやるのではなく、自分の意志で何かを生み出すことに歓びを見いだします。そういう意味で、先ほどの職業への適性で言えば、出版、ジャーナリズム方面で、スクープをねらう、新人作家を発掘するなどや、外注デザイナーとして、仕事を請け負うなどへの適性を示します。【総合判断】　ではこれまでの情報を元に総合的に判断し、アドバイスさせていただきます。　　ご相談の主題である、今年、そして今後の恋愛運に関してですが、残念ながらそういった方面には、あまり恵まれておりません。これは運気と言うより、あなた自身がそうした物を無意識のうちに避けていることによる物といえます。　親密な人間関係を築くことを苦手としており、またそういった物から安らぎを得にくいのがあなたの性質ですので、燃え上がるような恋や、一目惚れなどといった、情熱的な恋愛はまず無理でしょう。　一方で、知性に基づいたバランスのとれた考えを持ち、それに従って行動することにはたけていますので、良く人間を観察し、落ち着いた、ある程度の距離を保てる方となら、不快や苛立ちを持たずに上手く、関係を築くことができます。　また、現在の職業もあまり向いているとはいえません。あまり適性がない職業を続けていくと、やりがいより徒労感の方が先立ち、ストレスの元となるため、全体的に無気力となっていきます。　そのため、全く仕事関係のないと思われる、私生活の部分でもそうした傾向が顕れ、恋愛にますます興味を持てず、遠ざかっていくことになります。　おそらく、あなた自身は仕事にそれほど適性のなさを感じていないと思います。それはあなた自身非常に能力のある方で、どんな仕事でも一定の成果を残せるため、適性のない仕事でもある程度適応し、それなりにそつなくこなしてしまうからです。　しかし、実際は適性のない仕事をしているわけですから、どんなに成果が上がってもおもしろく感じず、よりいっそうストレスがたまっていきます。　この点も重要なポイントですので、先ほどのホロスコープ解説でご説明したような職業への転職を、一度お考えになってみてはいかがでしょうか。　また、出会いの方法ですが、合コン自体は特に問題はありません。インスピレーション等の直観に適性がありますので、第一印象で気に入らない人間はおそらく一生気に入りません。ですが、その第一印象だけでなく、その後も付かず離れずの関係で相手をよく観察し、自分自身で考えて最終的に結論を出す方法が好ましいので、ノリだけで話が進んでしまうような、軽い雰囲気には乗らないようにすべきです。　結局そうすると、自分自身の落ち着きや、相手を良く知る必要性も相まって、早期の恋愛や結婚は望めず、仕事関係でのパートナーから私生活でもそういった関係になる、ある程度ドライな性格をした似たもの同士での、端から見れば少し冷たい関係のように感じられるような関係が、最適といえます。　そうした関係は、若いうちには築けず、また築くには時間がかかりますので、晩婚となる可能性が強いでしょう。しかし、結婚は何となく、好きだからと言う気持ちだけで行うべきではない物ですので、慎重に時間をかけることをおすすめいたします。　以上がホロスコープから導き出された、あなたのお悩みに対する現状とこれからに対するアドバイスです。ホロスコープ自体はあなたがもって生まれた物ですので、変えることはできません。ですので、それに逆らうのではなく、それに従って、充分なところはのばし、不足の部分は何らかで補うことを心がけるようにしましょう。　それでは、あなた様のこれからに幸多からんことを。ご自身の幸せを掴まれることを願っております。

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