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2019年5月16日更新
ゲルマンやケルトの民族が使っていた文字を木片や石に刻んだものを、無作為に投げたり、あるいは袋に入れて任意に選び出すなどして、神意を問う占い。ルーンはruneとつづり、うなり声、ブーンと鳴る音という意味です。
占いの分類では 卜術に入ります。
タロットと同じく、現在起きている問題について占うのが得意。また、ルーンは文字なので、縁のある人・場所・物の名前を教えてくれることがあります。「イニシャルAの人があなたを助けてくれる」といった具合に、占い師本人も驚くほどハッキリとした答えが出るでしょう。
◎縁のある人・場所・物の名前
◎これから何がテーマになるか
◎運気が開ける季節
◎どちらの道に進むのがよりよいか
◎気づいていないことは何か
◎開運の名づけ
◎ルーン文字を使って護符を作る
……などなど
とくに必要ありませんが、相談内容を箇条書きにして、まとめておくとスムーズに占えます。これまでに起きた出来事、登場人物、心配なこと、いちばん知りたいこと……など。
※本名、血液型、誕生日などのデータは必要ありません
ルーン文字にはゲルマン系、アングロサクソン系など、何種類かがありますが、多くは右図のように直線だけで構成されています。一説によると、木片にナイフで刻まれることが多かったため、このようなデザインになったのだとか。現在、一般的なルーン占いでは、フサルク(futharc)と呼ばれる24の文字が使われ、それを石や木片に1文字ずつ刻み、袋に入れて、無作為に抜き出します。
占い方のバリエーションはいくつかあり、文字が書かれたカードを使ってタロットのようにスプレッドしたり、特別な図形が描かれた布の上に投げて、図形のどの位置にどの文字が落ちたかで解釈する方法もあります。何も書かれていない石をひとつ混ぜる、タロットの逆位置のように文字の上下も占いの解釈に取り入れるなど、さまざまです。
各文字には、アルファベットとしての音価の他、現代の英語に通じる意味も割り振られています。たとえば、Nの音価を持つニドというルーンはneed(必要)、Gの音価を持つギュフというルーンはgift(贈り物)といった具合に、音からなんとなく意味が推測できるのが親しみやすいところ。各文字は季節とも対応しているので、時期を占うこともできます。
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