2019年3月14日更新
一白水星(いっぱくすいせい)、五黄土星(ごおうどせい)など、世界に流れている9種類の気(エネルギー)を読み取る占いです。いつ、どんな気がどこに流れるか、
暦(こよみ)を見て吉凶を判断します。
占いの分類では
命術に入ります。
生まれつきの性質、人との相性、開運の方法を占うのが得意です。相性においては、相手とのパワーバランスを重視します。また、九星気学といえば、なんといっても開運の
吉方取り。どの方角へ行って何をすれば運が開けるか、具体的なアドバイスがもらえます。
◎生まれつき得意なことは?
◎好きな人の心をつかむ方法
◎相性のいい人は?
◎苦手な人の対処法
◎引っ越しするなら、いつ、どこへ?
◎今年起きる良いこと
◎長期計画を立てるには
……などなど
一般的に、生まれた年だけわかっていれば九星気学占いはできると思われがちですが、それだけだと、アバウトなことしか占えません。四柱推命などの他の命術と同じく、生年月日、生まれた時間、生まれた場所が正確にわかっているのが理想です。
・生年月日、出生時間(西暦xxxx年xx月xx日 24時間制でxx:xx)
・出生地(ベストは産声を上げた場所の住所。県名でもOK。海外は都市名も)
・現在地(住所。県名でもOK。海外は都市名も)
※本名や血液型は必要ありません。
古代中国に、世界には9種類の気(エネルギー)が流れているという思想がありました。それが、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星(いっぱくすいせい、じこくどせい、さんぺきもくせい、しろくもくせい、ごおうどせい、ろっぱくきんせい、しちせききんせい、はっぱくどせい、きゅうしかせい)の九星です。九星気学は、その思想をもとに、個人の生まれ持った運命、性質、才能などを読み取り、その人にとってより良いエネルギーが流れている場所や時を割り出します。
占うときに使うのが、右図のような九星盤。ある年、ある月、ある日、ある時刻を表す4種類の盤があります。個人を占うとき、とくに重視されるのが生まれた年の盤です。いわゆる「一白水星の生まれ」というのは、中央の数字が1になっている盤の年に生まれたということ。
一白水星は、水の気(エネルギー)を持って生まれた人と言えます。中国の五行思想によれば、水の気にとって吉となるのは、金の気と木の気。すなわち、金や木のエネルギーを持っている人、場所、時がラッキーであると判定します。
※図は、伊勢山天愛著「ラッキー風水ダイアリー2019」から抜粋しました。