2018年12月12日更新
名前に使われている文字の画数、部首、発音などで占います。個人を識別するために与えられた名前には、その人の才能や生き方を左右するという考え方のもと、運命を占います。占いの分類では
相術に入ります。人物だけでなく、会社名などから、集団を占うこともできます。
その人の持つ性質、素質、可能性、他の名前を持つ人との相性などを占うのが得意です。また、名前は、願いをこめてつけられるものなので、占いだけではなく、開運法としての側面もあります。
◎あなたの才能・素質
◎活躍する場
◎どんな魅力があるか
◎社会の中でどんな役割を果たすか
◎どんな人に好かれるか
◎結婚相手との相性
◎運気を上げる方法
……などなど
漢字を使う場合は、新字体か旧字体かを明確にしましょう。本来は画数が多い字を使うけれど、普段は画数が少ない字を使っているといった場合は、そのことを占い師に伝えてください。
例:「沢」と「澤」など。
外国人の名前は、カタカナにすることで日本式の姓名判断を行うことができます。
例:「ジェームズ」と「ジェイムズ」と、どちらが良運につながるか、占い師に聞くことができます。
※ゲマトリアなど、東洋系以外の名前占いは別の項目で説明します。
一般によく知られている文字の画数による姓名判断では、右の図のように、文字の組み合わせで5つの「格」を立てます。すべての文字の画数の合計を総格、名字の文字の画数の合計を天格、名前の文字の画数の合計を地格、名字の最後の1文字と名前の最初の1文字の画数を合わせて人格、総格から人格を引いた画数を外格と呼び、それぞれの格に、別々の意味が込められています(流派によって、計算法や呼称に違いがあります)。会社名やグループ名などは総格のみ、外国人との結婚を占う場合は、カタカナ表記に直すこともあり。
また、画数の末尾の数字を
十干に対応させたり、音や文字を
五行に対応させる方法もあります。十干も五行も、なにかひとつが突出して強くなるのではなく、バランスよく配分されるのが吉相です。