チャット占い

TOP | 利用方法 | 占い師一覧 | よくある質問 | インタビュー | 特別鑑定 | 個人情報保護 | 免責事項 | お問い合わせ | 会社概要
アット・ニフティロゴ presented by 占い@nifty 占い師の部屋
ようこそ!ゲスト様
ログイン 
新規ユーザー登録
占い師の部屋とは?
うらへやスター
マイメニュー
ポイント購入
ポイント利用履歴
うらへやスター確認
登録情報編集
予約の確認
占いルームへGO!
チャット占い
占い師検索
全占い師一覧
予約できる占い師
チャット占い
料金/占術/目的...etc
先生の名前
事務局オススメ
うらへや通信
メール鑑定の小部屋
幸せティールーム 当たる!占いに自信あり
ルシア御世
ルシア御世(ルシアオセ)
音楽、絵画といったアートに理解のある家庭に生を受ける。
神秘学にも興味を持ち、10歳よりタロット・占星術を始め、周囲の大人の相談を受けるようになる。
15歳で全米シルバ・メソッドプログラム習得。90年代以降EUにひんぱんに滞在、キリスト教よりはるか昔の伝統が今も息づく島国イギリスで自然との調和をもとにした自然科学の理論を体得。
インタビュー
2016年3月更新。ルシア御世先生にインタビューしました。
[有田陽子]
こんにちは! 今日はインタビューにお答えくださいましてありがとうございます。
[ルシア御世]
こんにちは、なんか緊張しておりますが、どうぞよろしくおねがいします。
[有田陽子]
さっそくですが、プロフィールページに見慣れない言葉がありますね。「全米シルバ・メソッドプログラム」というのは、どんなものでしょう。
[ルシア御世]
米国の、シルバさんという方が始めた、一種のマインドメソッドなんです。日本語でいいますと、自分の心をコントロールする方法ということになります。
[有田陽子]
シルバというのは、人の名前だったんですね。
[ルシア御世]
もともと、このメソッドは、パニック障害などを乗り越えるために、つくられたと言われています。私、実は高校生の段階で、一回足踏み(留年)しているんですね。思春期のときって、大人になった今考えてみると、どうでもいいことが、「絶対にここは譲れない!」みたいに考えこんでしまって、頭の中で考えがどんどんクローズ・アップされて、他が見えなくなってしまう……みたいなときって、ありますよね。
[有田陽子]
……ありますよねえ、そういうこと。当事者はとてもつらい時期ですよね。
[ルシア御世]
学校に行く気力 がわかなくなってしまって、なんだか生活もずれ込んでしまい、いまでいう引きこもりになってしまったんですね。そのときに、母がいろいろと調べてきて、「これ受けてみたら?」と。母も心配していたと思いますね。いま考えると親不孝な娘です。
[有田陽子]
そこから、メソッドの資格を取るところまでお勉強したのですね。
[ルシア御世]
そうなんですよ、プログラムをひととおり受けました。高校には行けてなかったのに、ちゃんと勉強できたんですね。そのなかで、自分の気持ちとじっくり対話して、「いま抱えてる問題はなんなのだろう」とか「自分はどうしたいんだろう」とか、そういう『抱えている問題の、根本的な部分をあぶりだして行く』というのを、学んだんです。これは、私の占いをはじめ、人と対話したり、その人がどんなかたなのかを考えていくときの、大きな基盤になっているとおもいます。
[有田陽子]
なるほど……占い師になる前の土台となったメソッドなのですね。
[ルシア御世]
もともと、このメソッドは、ベトナム戦争に参加してきた人が、心を壊してしまうことが多くあり、それが社会問題化しているときに生まれた方法なんです。一般の人が、心理学や、カウンセリングを自分で行う、有効な方法であるとおもいます。それは、自分だけではなく、他人に対しても行えることでもあります。
[有田陽子]
一般の人でもできるものなんですか?
[ルシア御世]
出来ますよ、というか加われます。たとえば、そのメソッドを受けなくても、受けた人に悩みを話すということが、オーバーに言うと、一種のカウンセリングに近い状態に突入したことになるんですよ。
[ルシア御世]
たとえば、指が痛くて困ってる人がいるとします。その人は、「えんぴつが持てない」とか、「指のここが痛む」というように、いくつも具体的な問題が出てきているので、それに対して悩んでいるし、そうなるのは当然なんですよね。
[有田陽子]
そうですね、痛いことそのものが悩みですね。
[ルシア御世]
指が日々痛いと、やはりそこに集中していくのが自然でもある。ですが、プロのお医者というのは、そういわれた場合、指だけではなくて、座り方とか、クセとか、肩の部分なども診ると思うんです。
[有田陽子]
そっか、痛みには理由があるんですね。
[ルシア御世]
心の問題も、これに似ていて、たとえば私自身は「学校に行きたくない。低血圧が治らない。自律神経がおかしい」なんて思っていた。でもそれは、さきほどのたとえの「指が痛い」と感じている部分であって、それより前の、姿勢とか、クセとか、もっと違う部分に原因があるのでは……と気づいていくと、極端な話、気づいたとたんに、今おきている問題も解消してしまう。なんてことがあるんです。
[有田陽子]
理由がわからなかったから、痛かったのだ、と?
[ルシア御世]
それもあります。また、たとえば、指に薬をぬったりマッサージするのではなくて、肩とか、もっと「根本的な原因になってる部分」を探していって、そこをマッサージ……心の問題でいうと、その根本的な部分について自問自答をする……そのため、自分の心と、とことん対話する。なにか問題の原因なのかをつきとめる。
[有田陽子]
原因が解消されれば、痛みは自然に消える、と?
[ルシア御世]
そうですそうです、すぐにパッと消えなくても、何かが少しづつ変わってきて、快方に向かう。でも、普通、自問自答の方法はわからないし、独りでぶつぶついってたら変な人じゃないですか。
[有田陽子]
ははは、そうですね。
[ルシア御世]
なので、人に聞いてもらうという機会をつくる。「ぐち」のような形でも構わないんですが、そうではなくて、もうちょっと、そのぐちに踏み込んで話してるうち、やがて問題を明確にしてくれそうな人を選ぶと、よりいいわけです。
[有田陽子]
むむむむ、その役割は、占い師の得意とするところですね!
[ルシア御世]
そうなんですよ。それが、カウンセリングだけではなくて、占いでも行われているはず……っていうか、もともとは、占いがそういう心を修復する場だったわけで、カウンセリングやメソッドが生まれたのが後なわけですが。シルバ・マインド・メソッドだけに限らず、カウンセリングの技法をお持ちの先生や、占部屋で大人気の先生方というのは、必ずそういうセンスをお持ちなはずです。私も、そのひとりとして、お役に立てたら……とか思っております。
[有田陽子]
とっても頼りになりますね。悩みの原因を探る!

☆★☆ イギリスでは幽霊もティータイムする ☆★☆

[有田陽子]
そして、プロフィールには「シルバ・メソッドを修めた後、EUに頻繁に滞在」とあります。高校をご卒業後、留学なさったんですか?
[ルシア御世]
そうですね、シルバ・メソッドで自分ととことん対話してみて、かなり前向きになったので、そのまま自分の好きな道としてイラストを描く方向(美大)に進んだんですが、それと平行して、趣味の音楽にもどっぷりとハマっておりまして。
[有田陽子]
音楽とイラスト! どちらも手間かかるお勉強ですね……。
[ルシア御世]
そ、そうなんですよね。しかもどっちも堅実でない印象が拭えないという。たまたま、大好きで聴いていた音楽が、洋楽……それも、イギリスのものがかなり多かったので、やがて、「もう、こうなったら行くしかない!」と。そのころ、インターネットで、SNSがかなり発達してきていたんですね。
[有田陽子]
音楽と美術とは、完全に同時進行なんですか?
[ルシア御世]
そうなんですよ。ちょっと話がさかのぼりますが、私、幼少時に、教育熱心な父母に、徹底的に音楽と画の基礎を教え込まれて育ったんですね。数学とか国語などではなくって、画や習字、音楽、といった、アート関係だったんです、何故か。
[ルシア御世]
あと、おまけに、英語の教材もさせられていた。なので、絵、音楽。そこにもってきて、英語。という三つの因果が、イギリスをキーワードにバアっと爆発したわけです。そのうち、SNSを通じて、英国に友達ができてきました。辞書を検索しつつの対話ではあったのですが、「それだったら、ウチに泊めてあげるから、来なさいよ」と。
[有田陽子]
そして、ホームステイしたんですね。
[ルシア御世]
そうなんです。「行きます♪」と。いきなり旅行、滞在しちゃいました。着いた先が、ロンドンではなくて、なぜかヨークシャーという地域で。ここは、イギリスのど真ん中のような地域で、すごく訛りが強くて。あと伝統を重んじる、というか伝統そのもので、伝統の延長に生活があるような地域なんですね。
[ルシア御世]
日本でいったら、関西。大阪や奈良、京都にいきなり行った感じです。
[有田陽子]
わーお、イギリスの京都。伝統の生活といいますと?
[ルシア御世]
お茶を飲み続けるんですよ。リビングで。朝に目覚めのお茶。昼にお茶。夕暮れにお茶。夕食のあともお茶ですね。お茶が切り替えのタイミングになってるんじゃないですかね。
[有田陽子]
これはハーブティですか?
[ルシア御世]
基本、ものすごく安くておいしい庶民ティーがあるんですが、それ以外でも、めちゃくちゃいろいろなハーブティーが揃ってます。30種類くらいはパッと手に入りそうな勢い。緑茶の評判も高いですよ。パイナップル味の緑茶もあります。で、イギリスの冬季は長いので、みんな、なにかと茶を飲みつつ話すのが楽しみなんですよね。好きな音楽をかけて。居間とかパブとかクラブ会場が、サロン化してしまうんです。それで、おしゃべりに飽きたら、「なにかやろう」ということになり、降霊会とかヴィジャ板とか(あちらのこっくりさん)とかやってて、びびりましたよ。
[有田陽子]
えええええ、ティータイムの延長で、降霊会! 幽霊もティータイムに参加する!
[ルシア御世]
なんかね、霊話とかも、かなり盛り上がるんですよ。「見た!」的な。
[有田陽子]
降霊会っていうと、なにやらシャーロックホームズの作者、コナン・ドイルのことを思い出します。
[ルシア御世]
そうですそうです、ドイルは紳士でしたから。そういう遊びは、高尚な人たちのお楽しみだったのかもしれないですね。こっちで同じことやってたらかなり危ない人たちなんですが、あちらだと、割とゲームの延長としてそういうスピリッツと触れる気分になる……みたいなことがあるんですよね。
[有田陽子]
そこで、ルシア先生も、自然と「見えないものたちの世界」に踏み込んでいった……?
[ルシア御世]
へへへ、そうですねー。それで、カードゲームの延長として、タロットがあったんですよね、そこに。
[ルシア御世]
しかも、あっちの人は異常にゴシップが好きなんですよ。皇室やセレブの噂だけではなくて、仲間内の「エミリーとケリーはどうなるか」とか、そんなのでも「なんだかなー」って思うくらい盛り上がっている。ヒマなんですかね。なので、なにかと占って遊んじゃうわけです。
[ルシア御世]
それで、そのとき世話になっていたトリシアという女性が、タロットをきってめくって楽しんでるのを見て、私はすごく昔、中学の頃、すごくタロットが好きで遊んでたのを思い出したんですね。
[有田陽子]
タロットとの出会いそのものは、イギリスに行く前だったんですね。
[ルシア御世]
そうなんです。でもなぜ、その後やらなくなったのだろうと。そしたら、タロットから離れたときのことも思い出したんです。昔、たくさんタロットをひいていたときに、搭が出たのですね。
[有田陽子]
塔。ちょっと怖いカードですよね。高い塔に、雷が落ちて、人がそこから墜落している絵柄のカード。
[ルシア御世]
それが、すごく怖いカードだと思って、それで、タロットと疎遠になってしまってたのを思い出したんです。当時、父が単身赴任していたので、元気かなと思ってひいたカードでした。そのカードが出た直後に、父が肺炎をこじらせて、入院してしまったので、それがショックで、そのままカードをしまいこんでしまったんですよね。
[有田陽子]
つまり、ちょっと怖い占い結果が当たってしまったのをきっかけに、タロットを封印していたのですね。
[ルシア御世]
そうです。それで、そのまんま、ずっと忘れていて。それがイギリスで、楽しい遊びの一部として出てきたことで、私の中のタロット感が、変わりました。タロットは危険を知らせるもの……重く、深刻なものとしてとらえていたけど、もっと、おまじないとか、コインを投げるようなものとして使うんだな、と。
[有田陽子]
そういう使い方が、ヨークシャーでは、ごく一般的に浸透していたのですね。ルシア先生は、イギリスではどんなことを占ったんですか?
[ルシア御世]
たわいもないことばっかり、みんなでいろいろ占いましたよ。あのコと彼はどうなるだろうとか、今度、音楽のイベントをやりたいけれど会場はどこにしよう、とか。
[有田陽子]
イベントをする会場も占いで決めるんですか。
[ルシア御世]
そうです、選択肢があって、どっちがいいかな、みたいなとき、諸条件がいろいろ揃ったその先って、考えても答えは出ないですよね。どっちでもいいんだから(笑)。
[有田陽子]
ははは。それならタロットに聞いちゃえ、というわけですか。
[ルシア御世]
そうです。悩む時間がもったいないし、みたいな。で、そのとき、私は初めてライダー版を見たんですよ。子どものころ持っていたカードは、別の絵柄でしたので。
[有田陽子]
ライダー版。タロットファンならみんな知ってる絵柄ですね。
[ルシア御世]
で、「ああ、なんといろいろと示唆している絵柄だろう」と。小アルカナも、すべて細かく意味が記されていて。絵画的には、やや拙い感もあるのですが、意味が満載のこのカードに魅了されたんです。
[ルシア御世]
あと、そのライダーとご相談者さまの、話を伺っているときに聞いたことに関して、出たカードが、その方にとってどういう意味で出たかを判断すること。それが根本になってる占いかもしれないです。タロットって、いくつもの意味があることが多いので、ややこしくて、どう見たら正解なのかわからない部分がありますよね。とくに自分でひくときはそうです。いいように解釈したいし。それを切り分けて選択していくのが、私の占いの軸なのかもしれないです。
[有田陽子]
さきほどのシルバ・メソッドとつながってきますね。インスピレーションは大事だけど、そのインスピレーションをどのように分析し、組み立てるか。
[ルシア御世]
そうですね。どの部分を採ってどの部分を大事な意味として組みたてるか。ここでシルバ・メソッドを経験したことが生きてきたと思います。でも、自分では、私は残念ながらまったく「サイキック(超能力者)」ではないと思ってるのです。
[ルシア御世]
というのは、私が、ご相談者さまから聞いて、「ああ、ではこの方は、こうなのかもしれないな」みたいな推測をたてますよね。その推測と、まったく違うことが、カードでは出たりするんですよ。なので、そのたびに、「推測する能力なしだなぁ、自分……」とがっくりしますね。
[有田陽子]
あ、でも、占われる側としては、とっても信頼できます。カードの告げていることを、そのまま教えてくださるんですものね。
[ルシア御世]
そ、そうだといいのですがー。カードは、ものすごくいろいろなことを表して、伝えてくれます。あと、相反する思いってありますよね。ややこしいのですが、「表面上は、こう思ってる。けど、もっと底の底だと、こういう別の思いもある」みたいな。そういうものも、出てきたりします。
[有田陽子]
自分でも気づかなかったことに気づかされるのですね。
[ルシア御世]
それがすごく奥深いです。

☆★☆ タロットに誘われて ☆★☆

[ルシア御世]
……で、そのうちに、音楽仲間やSNSを通して、本当に占い師をやっている女性たちのグループと出会いました。
[有田陽子]
わーーー、そちらの人脈にもつながる!
[ルシア御世]
SNS×趣味の世界ですから、すごいです。あと、イギリスって、意味不明なくらい、ホテルが高いのですね。素泊まり6000円くらいから、20000円くらいもするんです。それもあって、あちらの人はとても積極的に個人宅に泊めてくれるんですよ。女ひとり身というのもあり、「遊びに来なよ」的な。
[有田陽子]
いいですねえ、一度扉が開いたら、どんどん先に進む。
[ルシア御世]
そうなんですよね。タロットに、「君、そろそろこっちに戻ってきなよ」と声をかけられた感じです。新たに知り合った人たちは、タロットやオラクルカードを中心に占いをしていたのですが、「昨今の自分や相談者のかたの運気の流れ」とか、「今後の動向」とか、そういう大まかな流れをみるのに、あわせて星占いも使用していたのですね。
[有田陽子]
ここで、星占いが出てくるわけですね。軸であるタロットに肉付けがされてくる。
[ルシア御世]
そのなかで、とくに木星と土星が、「人それぞれの運気の流れの傾向を決めて行く」という説を知り、へぇー、と思って、星座の流れの一覧表みたいなものを彼女たちが作成していたので、それの過去の部分を自分史に照らしあわせてみて、「わあああああ、なんじゃこれ! 当たってるし!」と。驚いてしまい。
[有田陽子]
星占いで過去の検証を行ったんですね。
[ルシア御世]
大まかなところだけ見ても、今までの私を検証できてしまうくらいでしたし。細かい部分とかを見始めると、これはやばいと。いい意味でも、悪い意味でもです。悪い意味としては、これは、こだわり始めると、毎日、出かける前にやらずにはいらなれなくなっちゃうと。
[ルシア御世]
ただ、自分の運気の流れを、月単位とか季節単位、もっと大まかには半年単位でいいので把握して暮らしていくのって、とても要領がいいし、意義あることだと考えるようになりました。
[有田陽子]
タロットと星占いは、使い分けするものなんですか?
[ルシア御世]
そうですね、私の場合は、その占い師の仲間がやっているように、タロットで基本的なことがらや状況やいきさつ、現在や今後の進展の可能性をみて、「では、いつごろ?」という具体的な時に関することがらを、その星座の進行表をオリジナルで作成して、診させていただいてます。いつ本命デートを持ちかけよう、みたいなタイミングとかを計るときもつかいます。
[有田陽子]
それは具体的な戦略ですね!
[ルシア御世]
星座は、たとえば、恋愛期のひとつで、自分の木星がとある角度に入るというときがあるのですが、そこに入ったとたん(入ってから数日したとたんに)結婚した人を何人も見てます。
[有田陽子]
えええっ、そんなにはっきり出るものなんですか!
[ルシア御世]
さらに、お相手側も星の示す恋愛期に入っていると、がっつり大当たりみたいなものがあるのかもしれないです。
[ルシア御世]
あと、たとえば、土星って、なにかと試練を課してくる星と言われているのですが、占星術では土星が自分の星座の角度に入ってくると、「自分」が試練のテーマになるんです。そうなると、当人としては、試練につぐ試練で、なぜこうも毎日毎日苦労つづきの日々なのかと疲れ果ててしまって、ふさぎ込んでしまったり……ということが、よく起こります。ご相談者さまのなかでも、「ここしばらく、ずっと調子が悪くて……もう限界ですー」みたいなことを言われて、みてみたらばっちり「その時期」だったり。
[ルシア御世]
自分史のなかで、「なぜ最近、こうも八方塞りなのか」とか、「ここ最近の、この感覚って何なんだろう。この感覚に乗っていいのか。もしくは乗らずにさからうべきなのだろうか」という迷いとか不安が生じたとき、星占いでご自分の星座の惑星の動きを調べてみられるのも、アリかもですね。
[有田陽子]
それは、ぜひ調べてみたいですね! 星の影響があるのだと「理由がわかれば」、痛みが解消されるということはありますか?
[ルシア御世]
ありですよ、「だって星がそうなのだから」という感じ。星には「その角度にこないで」とか頼めませんから。でも、あるときに、自分になにかいままでと違う傾向が現れたとして、それがいいことなのか、それとも注意すべきこととして出てきてるのかを知ることは無駄じゃないはずです。
[有田陽子]
星の影響を最小限にとどめたりとか、逆に利用して勢いに乗ったりとかもできるんでしょうか。
[ルシア御世]
そこですよね。ネガティブな星の流れ、たとえば土星などに関しては、影響を小さくしたいものです。土星の影響、消せないなかぁとか、私もいつも考えているのですが。いいことには、もちろん使えます。いい時期にイベントを設定すればいいんですよね。デートとか、連絡とか。私も旅行の時は、いちおう星の流れはみてます。
[ルシア御世]
以前、「自己のアピール」に関する運が、「さかさま」に回ってるとき(自己アピールにはよくない時期)に旅行していろんなイベントに出て、楽しかったのですが、撮ってもらった写真がことごとくふけ顔に写ってて、それをSNSで貼られて、「うわぁヤメテー!」みたいなこともありました。
[有田陽子]
あらあらあら、そんな影響の出方もあるとは。

☆★☆ ルシア御世先生からあなたへ ☆★☆

[有田陽子]
というあたりで、そろそろお話し、まとめに入りたいと思います。このインタビューをごらんのみなさんに、ルシア御世先生から、メッセージをお願いします♪
[ルシア御世]
そうですね、占いって、どんなことにも利用していただいていいと思っているのですが……。人って、問題が深刻なほど、やはりそれをクローズアップしてしまうと思うんですね。それは、当然なんですが、クローズアップしすぎると、引いてみたとき見えていたもの(根本的な原因)が見えなくなってしまうことがある。占いを通して、それがまた見えるようになる(自分を「引き」で見れる状況)がくると、問題に対してポジティブになっていけるのではと思います。そして、ポジティブになっていくということは、もう、解決に向かっていけているのですよね。そういう気づきのきっかけ作りのお手伝いをさせていただけたらうれしいです。
[有田陽子]
今日は、ためになるお話をありがとうございました。占いって、こういう使い方があるんだと納得です。そして、ルシア先生のこれまでのお話、とっても楽しかったです!
[ルシア御世]
こちらこそ、楽しかったです。……あ、でもいろいろ難しいことは置いといて、みなさんには、ぜひお気軽に遊びにいらして欲しいです。
[有田陽子]
これからまた、イギリスに行くご予定があるんですか?
[ルシア御世]
イギリス、行きたいですね。石油が安くなったのですが、サーチャージ(燃油料金)がどうも下がらないのですね。
[有田陽子]
あれ、サーチャージ、下がってませんか。
[ルシア御世]
ただ、年間でいちばん飛行機代が安いときが近づいているので、そろそろだなぁと思うと、うわついて気もそぞろです。イギリスは3月が寒さのどん底なので、雪の日の装備をして、行っちゃおうかな。
[有田陽子]
いいなあ! お出かけになったら、ぜひ、また新たなイギリス体験をお話ししてくださいね。
[ルシア御世]
はい、ぜひ。
[有田陽子]
今日は、楽しいお話をありがとうございました。