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あなたの七輪
あるはん(アルハン)
「悩み」っていうものを抱えているときって、やっぱり心の居心地が悪くって、その「心の居心地の悪さ」っていうものは「悩みを人に打ち明けようか、それとも今しばらく、自分の中だけに置いておこうか」っていう両義的な気持ちが摩擦となって、どんどん増長していくものだったりします。そんな「葛藤という空気」でふくらんだ、あなたの「心の風船」を、僕も一緒に抱きしめたいな。ギュッと。
2017年3月25日更新。
トランプ大統領の素顔と今後
占い師の部屋の先生方が、旬の気になる出来事を占うシリーズ、第3弾!
あるはん先生が、西洋占星術の視点から、トランプ大統領の生い立ち、考え方、そしてこれから進む方向を斬ります。
1946年6月14日午前10時54分
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市クイーンズ区
ジャマイカ病院メディカルセンター
惑星・感受点
黄道座標
室
太陽
双子座22度
10室
月
射手座21度
4室
水星
蟹座8度
11室
金星
蟹座25度
11室
火星
獅子座26度
12室
木星
天秤座17度
2室
土星
蟹座23度
11室
天王星
双子座17度
10室
海王星
天秤座5度
2室
冥王星
獅子座10度
12室
アセンダント
獅子座29度
1室
1:トランプ大統領ってどんな人?
トランプ大統領の性格的ルーツを語るには、やっぱりっていうか、母親の影響が強いと思います。彼の『自伝』では、不動産王としての自分に至る社会的振る舞いの多くを、父から学んだと言っていて、母親のことは、多くは語られていません。しかし、「考えてみると私のショーマン的な性格は母から受け継いだもののように思う」と、ふと漏らしています。
彼のホロスコープ、ネータルチャートの月は射手座の4室にあります。酒も煙草もカフェインも取らない節制家の一面と、敵に包囲されるのを楽しむかのような「暴言」の数々……節度と粗野の両極が彼の性格には混在しています。射手座は、ギリシャ神話においては神々の血を引く高潔な医師・半人半馬のケイロンと、同じく半人半馬でありながもその粗暴な性質が疎まれていたケンタウロス族との関係があるサインです。彼はその二極の性格を行ったり来たりしているわけですが……この行ったり来たりに、彼は自覚がありません。気づけば一方の極に乗り移っている。
それはこの月の射手座が4室にあるためです。4室は、無意識との関係がある室で、その無意識とは、生命の誕生から言語の獲得を経て、自意識、自我、そう呼ばれる「自分」という観念が成長するそれ以前の影響を含意しています。そして母メアリーと息子ドナルドの関係ですが、ドナルドのネータルチャート6室にメアリーの月の水瓶座が入っていて、両者の月同士はセクスタイルを形成しています(メアリーの出生時刻が不明なため、形成しているはず、とういうのが本当は正確な表現になります)。
細やかに面倒を見る母に赤ん坊のドナルドは育まれた……そして、メアリーのこの月は、おそらくメアリー本人の太陽とスクエアを形成しているため、理知的で博愛に満ちた人でありながら、ストレスをためやすく、時に怒りの暴発を抑えられない一面もあったと思います。そんなメアリーの極端な性格を、ドナルドは無意識という心の領域に、かなり擦り込まれています。
2:トランプ政策の特徴
本当はもっと、彼の月の影響について語らねばならない思いが僕にはあるのですが、論点を変えて、彼の政策の特徴から、その心意を探ってみたいと思います。まずは、就任前から、日本、アメリカの自動車製造産業をツイッターでやり玉にあげたのは、記憶にまだ新しいところです。トヨタはトランプの非難を受けて、今後5年間でアメリカに設備投資等、100億円の資本投下をすることを発表しました。
「ラストベルト」と言われる旧工業地帯に、雇用を取り戻す、それを選挙期間中トランプは訴え続けていたわけで、自動車他、製造業の生産拠点を安価な労働力を求めてメキシコ等に資本投下する、その在り様に歯止めをもたらすための恫喝、だったわけです。
ただ、ただの恫喝ではないんです。彼のネータルチャート11室に、水星・金星・土星が、蟹座で入っています。彼は対人関係、対他関係において、著しく情緒を重んじます。違う言い方をすれば、恫喝ではなく躾を意図している。
躾っていうと、家族をイメージするところあると思うけれど、彼の対他関係、あるいは交渉は、躾的な「アメとムチ」そこに徹しています。言うこときいたらいい子いい子して、『うちの子にしてあげる、家族にしてあげる』……「アメ」がちゃんと用意されているんです。トヨタにしてもフォードにしてもゼネラル・モータースにしても、基幹産業である自動車製造のほかに投資部門があります。
言うこときいたら、金融緩和でちゃんと投資部門、儲けさせてあげますよ……そこ、ちゃんと押さえているから、ある意味、トヨタが100億ドル投資しても、ウインウインになるの、トヨタは知っているわけです。
「アメとムチ」の政策と言えば、歴史的には、ドイツの宰相ビスマルクが有名ですけれど、ビスマルクの、一方で社会保障の充実、一方で、反対体制派への厳しい弾圧……そういった対象を異ならせたアメとムチの使い分けと、トランプの「アメとムチ」の用い方は、同じ「アメとムチ」でもニュアンスが違いますね。
3:今後、アメリカはどうなっていくのか
イスラム圏からの入国禁止の大統領令、ヒスパニック移民の排斥、メキシコ国境との壁建設。トランプの政策には、保護主義という概念を含めつつも、それを凌駕する排他性、著しいと思います。そもそも移民の国であり、多民族国家であるアメリカのそのルーツを否定するもの、そういう見方がされています。
ただ、そのアメリカのルーツ自体、ネイティブ・アメリカンを宗教的軍事的に排斥する中でヨーロッパからの移民が流れ込んだという史実が示すように、アメリカは寛容の裏に、排斥性を持っている。トランプの不寛容、排他的な政策は、ある意味、アメリカの伝統に即しているわけです。
で、トランプの持っている水星蟹座、これは実は非常に人に感化されやすい資質を意味してもいます。踊らされやすい。
翻って今回のアメリカ大統領選、「オバマケア」を始めとしたオバマ政策の裏で「置き去りにされた人々」その民意の戦いでした。その民意を担ったのがバーニー・サンダースであり、民意を煽ったのがスティーブン・バノンです。トランプの水星に影響を及ぼしているのがバノンで、実はバノン対サンダースの戦いがいまだ続いているというのが、僕の見立てです。
水星蠍座の戦略家サンダースと、魚座にコンジャクションとして星が集中した強いカリスマ性を持つバノン。この二人の影での拮抗が、リベラル対保守という既成対立を超えた新機軸イデオロギーをアメリカに萌芽させます。
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