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ルシア御世・日記
幸せティールーム
ルシア御世
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2015年12月10日(木)
先日も二週間ほど英国に戻っておりまして、いつもご相談いただいている皆様には大変ご迷惑をおかけしました。
今回も、英国ヨークシャー〜ロンドンと駆け足で知人を頼って回ったのですが、今回は、ロンドンのちょっとステキな町「ポートベロー」をご紹介したいとおもいます。
ここは、ロンドンの西方の古くからある住宅街の近くにあるショッピング街で、映画「ノッティング・ヒルの恋人」のロケ地であるとか…
生活用品とか、キッチン用品、それから小物とか、親しいお友達へのプレゼントを探しに行くのにぴったりの、いわゆる「女子力」みなぎる街です。
キャス・キッドソンなどでよく見られる、ちょっとレトロな花柄をいっぱいあしらったティーセット、コップ、ホーローの小物、鍋つかみとか、アンティークなスタンド、ステンドグラス…
山のような小物のオンパレードで、1日かけてじっくり見て回れたら最高…なのに、実際今回私が滞在できたのは、なんと1時間!
お世話になった方とのランチの直前に回る作戦であったため、ありえない短時間での、まさに駆け足行脚となってしまい…残念です。
週末にはそれこそ山のようなアンティークを中心としたマーケットが開かれるそうで、そのうちぜひまたゆっくり訪れてみたい!と思いポートベッロを後にしました。
その昔、この市場で、一枚の古びた絵が50ペンス(いまの100円くらい。当時の約700円くらい)で売れました。
その絵は、やがてセザンヌの作と判明、途方もない値がついたとか。
何がどうなるか、だれにも予測がつかない…人生って、そんなものなのかもしれないですよね…だからこそ私ども占い師が存在していて…。
ポートベローの本屋さんで(急ぎつつも、ばっちり)入手してきた、「堕天使のオラクルカード」。
「いまの問題の核心はなにか」…「どうしたらいいか」…を、さらに掘り下げる効果があるのではと睨んで、購入いたしました。
これは、修練してから後、ぜひご相談者さまのお役に立てたいと思っておりますので、どうぞご期待ください。
2015年1月5日(月)
ちょっと遅い話題で恐縮なのですが、昨年度の暮にも、ルシア第二の故郷、イギリスに戻ってまいりました。
中部を駆け足で回って、ロンドンのお友達、アネットのおうちにショート・ステイ…
このアネット、もともとパリ出身のおうし座離婚歴あり、ルシアよりいくつか年上の、ブロンド美人なのですが、かなり強烈なキャラクターなので、今回皆様にご紹介したいとおもいます。
彼女いわく、
「ルシア! 男はみんなうそつきなのよ!
『素顔のままでいい』とか、『素顔の君が一番美しい』なんていわれても、気を許して絶対スッピンなんかでいちゃだめよ!
いつでも綺麗にメイクしていなきゃダメ…大事な彼の心がどこかに飛んでいかないように!」
どっかのヨーロッパの映画のセリフみたいですよね。
でも、私はそれをめんと向かって言われたわけです。
しかもですね…アネットは、その言葉、ばっちり実行しているんです!
ゴミ出しにいくにも、メイクしているんですよ!!
笑い話じゃなく。
朝、ドアを開ける前に、アネットはテーブルにとん、とん、とんと鏡とメイク道具一式を置いて、朝の光で丁寧にメイクを始める。
ハイライトとか、シェーディング、チークもばっちり。
所要時間は、私のなんと3倍はかけてました…(私の普段メイク、かなりテキトーすぎますが…)
でも、時間かけてるだけあって、報われてる感じします。
メイクを済ませたアネットはさらにキラキラ、同姓の私が見ても「なんてチャーミングなんだろう」と思わせるオーラを発しています。
今回の旅で、アネットは私に、ミュージシャンのお友達を紹介してくれました。
ウォータールー駅で待ち合わせて、カフェに向かう私達。
そのお友達も、アネットと同世代なのですが、すごくスリムで長身、プラチナブロンド…ワーオ!とってもかっこいい!!
二人とも久しぶりにあったらしく、話が弾み弾んで…
もう気がついたら、けっこう夜!(会ったのは夕昏だったのに!!)
お友達は、離婚して、いまはひとりで暮らしているので気楽なもの。
「ご飯をごちそうするから家に移動しない?」
というアネットのお誘いは効果てきめん、1時間後アネットは、スリムなミュージシャンをまんまとお持ち帰りに成功です!!
3人でパエリアを作って、おなかいっぱい食べたら眠くなるのが自然な流れです。
早くも餌付けされたミュージシャンは、眠るところを探し始めました。
アネットの寝室のドアを開けて、「ここで眠っていい?」
アネット、ちよっとあせって、「ダメよ、ここは私の寝室なんだから」
「いや君と一緒でいいよ」とミュージシャン。
「きゃー!きゃー!!」とアネットは真っ赤になりました。
「ジョーク、ジョーク。」
…そんなわけで、私が居間で翌朝起きたところ、なぜだか向こう側のソファーにミュージシャンが眠っていたのでした。
でも、アネットは彼のジョークがよっぽど強烈だったらしく、後日、何度も
「ルシア、彼、私と一緒に眠っていいよって言ったわよね!」
「あれは本気だったのかしら!? それとも…」
とかなんとか繰り返しておりました(笑
アネットといると、いつも綺麗にしてなくてはいけないこと、あと食事や家事をばっちりやることの大切さ、そしていつでも心をときめかせていなきゃいけないこと…
いくつものことをしみじみ再確認してしまうルシアです。
365日、一緒にいると疲れちゃうかもしれないですが…笑
2014年2月26日(水)
'*。,。+'*,。,*'+。,。*'コヴェント・ガーデンのお店'*。,。+'*,。,*'+。,。*'
長期不在で、かなり皆様にはご迷惑をおかけしましたが、先日イギリスに戻ってまいりました。
イギリスに発ったとたんに、日本では記録的大雪‥‥‥になったそうですね。
SNSで大雪、大雪と大騒ぎになっているのを知り、びっくりしました。
実は、今回ヨーロッパは、とても暖冬だったようで、覚悟していたほど寒さは感じずすみました。
もっとも、中部地方のヨークは底冷えも激しく、ルシアがお世話になっていた小さな村は、鳩やヤギの声が響き渡る自然に囲まれた…というか自然しかない場所でしたが。。。
帰国後すぐに天気は晴れ、日本のいちばん寒い時期を完璧に逃げ越しての旅行となりました(;^ ^)
今回は、ロンドンで若干時間があったので、久しぶりに、コヴェント・ガーデンに寄ってみました。
ここは、観光ガイドにもおすすめスポットとして載っている、おしゃれなプレゼントを探すのに格好のショッピングの街で、いつも何かしらのマーケットがあり、お土産やアクセサリー、ハーブのコスメや、リラクゼーション・グッズなどが売られています。
コヴェント・ガーデンの、あまりにぎやかでないほうの出口を駅を背に何分か進んだところに、占いグッズがいっぱいのアストロロジー・ショップがあります。
ここには世界のタロットと、アストロロジー関係のグッズ、天使のメッセージカード、そしてパワーストーン、ダウジング用のペンジュラムと、占い関係のものがいっぱい置いてある歴史ある店。
ロンドンでお世話になったお友達のリーディングをされるかたに伺ったところ、以前はそこに、すばらしい女性のタロティストがいらっしゃって、どんどん未来を告げて下さったとか。
残念ながら今回そのかたとは会えずじまいでしたが、噂になるタロティスト…ルシアも精進したいです。
アストロロジーショップで、今回ルシアは特大のウィンド・チャームを調達しました。
( 風が吹いたり、ドアが開くとカラコロカララ〜、と鳴るアレです )
長さが最大のパイプで50センチ以上なりますので、すごく音もパワフルで大音響なのですが、びっくりするくらい澄んだ音なので、気になりません。
占いのお部屋に吊るして、涼やかな音のパワーを頂きながら、ご相談者さまをお持ちしております。
2013年2月8日(金)
'*。,。+'*,。,*'+。,。*'太陽のお話'*。,。+'*,。,*'+。,。*'
とても前向きにがんばっていた女性が、若くして亡くなりました。
彼女が大好きだった周囲の友達は、彼女の小さな記念碑をつくり、
そこに彼女が大好きだった詩を刻みました。
Keep your face towards the sun
and the shadows will fall behind you.
19世紀のアメリカの詩人、Walt Whitmanがつくった詩。
常に太陽に顔を向けよう。
そうすれば、 影はあなたの背後に隠れてしまうよ。
記念碑を見るたび、友達は彼女のことを思い出して前向きになりました。
彼女のことを知らない人たちも、その詩を読んで前向きになりました。
記念碑は、いまもイギリスのはるか北の都、エジンバラの、
閑静なアパートメントの一角にあります。
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